春の肩凝り

- update更新日 : 2021年02月26日
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こんにちは立春を10日ばかり過ぎました。季節の移ろいは早いですね。

立春から立夏までの間に起きやすい症状は前回の日記の通りですが、今日は肩凝りに絞って話をしていこうと思います。

前回と重複することが多いのですが、春は五行学説で木が強くなります。自然界では草木の新芽がでて発展していきます。人体では肝、胆が頑張ってくれます。

 

肝はエネルギーを体に配りますが、その働きがうまくできないと張るような症状が出やすいです。

肝は、樹木のように伸びやかにすることを好みます。盆栽のように無理やり同じ姿勢をとることが苦手です。

 

そして肝経と関係の深い胆経にその影響でて同じ姿勢を行うと肩凝りが出てきます。胆経は長い経絡で目から始まり、耳や頭の横、肩、体の脇を通って足の薬指まで通ります。この通り道で酷使したり弱さを持っているところに症状が出やすいです。

 

また、肝経は目とも深い関係にあります。なので目の疲れなども同時に出やすいです。

 

東洋医学では目は血を大量に必要とします。そして血液は肝経に収められます。なので春は肝経と関わるものに影響がでます。

パソコンをしていると目の酷使、同じ姿勢などで肝経が苦手とする動作をします。なので春のパソコン作業は、特に肩こりになりやすいように思えます。

いまパソコン作業をしながらこの意見に激しく同意しながらうってます(*^-^*)

 

同じ姿勢で起きる肩こりは血流の改善が手っ取り早いです。特にこまめに動かすというのがキーワードです。

またいい匂いのものをかぐのも肝の疏泄を高めるのに役立ちます。