良い鍼灸院の選び方

このページでは、失敗しない鍼灸院の選び方のヒントをお教えします!

※こちらのページでは、どういったポイントを見て治療院を選べばいいのか、どんなところを選んではいけないか等、自分の治療院に有利になるような形でわかりやすく解説し、理由や根拠を掲載します。

1.カウンセリング・検査について

鍼灸では4つの項目で治療方針をきめます。

1動きや顔色などを観察(望診)

2声の調子などを聞く(聞診)

3状態をきく(問診)

4脈をみる、体にふれる(切診)

 

4っつの項目のうち1つだけで診断している鍼灸師をみかけますが、古の名医でも4つの診断を行いました。古の名医に遠く及ばない我々は4つの項目をしっかり行うことが大事だと思います。

また問診の時に「はい、いいえ」でしか答えられない問診はあまり上手な問診とは言えないと思われます。

 例えば、便秘

  便はでていますか? →「はい」「いいえ」でしか答えられない

  便はいかがですか? →さまざまな答えができる

 痛みに関しても痛みの性質をただ痛むではなく、「いつ?」、「どんな時に」、「どうすると悪化する?」、「どうすると楽になる?」など問うところは良い鍼灸院です。

 

2.施術の技術

-お灸に関して― 

鍼灸は流派が沢山あるので正解とはいいにくいですが、当院ではお灸をしたときに無駄な熱さはなるべく感じないようにしております。お灸の熱さに敏感な方にはほとんど熱さを感じないお灸を行います。

※中にはお灸の熱を感じるまで行ったほうが効果が高い場合もあります。その場合は説明し納得した方にのみ行います

 当院のお灸はとても小さく作るように訓練しております。太さはタコ糸ほどの太さです。大きいお灸しか行えないといくら治療のためとはいえ余分な我慢を強いると思います。

 

-鍼に関して―

当治療室では、大きく分けて3種類の鍼を使い分けております。

鍼の刺入の痛みを感じない鍼を主に使っています

※鍼の種類によって得意な物が異なります。なかには痛みを感じる鍼もあります。それは稀ですが必要な時もあります。その時は説明を行い納得した方にのみおこなっております

 

3.知識について

 古の東洋医学者の知恵や知識は現代の東洋医学者を遥かに凌駕しております。

 古の東洋医学者は現代にいきる我々とは知恵、知識量が桁違いです。古の書には現代では迷信とも思えることが沢山書いてあります。我々の知恵知識が足りないために迷信や誇張のように思えることがよくあります。

 現代の東洋医学は理解しやすい部分のみが活用されております。当院では失われている古の技術、知識、知恵を復興し、それを患者様に還元するべく古典の書を紐解いております。

 

4.保有資格について

はり師、きゅう師

 

 

5.アフターケアについて

当院ではその方にあった最適な運動、食事、呼吸法を伝えます。

 

東洋医学は鍼灸のみならず、食事、運動なども治療方法のひとつです。総合的にみて総合的に治療をしていくのが本来の東洋医学の姿だといえます。

 

お灸だけでは東洋医学とはいえません。お灸は東洋医学の治療手段の一つでしかありません。