マッサージと鍼灸院の違い

わたしが日々思うことは東洋医学は気の医学とも言えます。

 

マッサージと鍼、灸の大きな違いは道具に頼るか頼らないかだと思います。

マッサージは道具を用いずに術者の技量のみで行います。

鍼やお灸は、「鍼」「灸」という道具を使います。

 

 

気は形に左右されます。

そして鍼の形にも意味があり、

気を補う鍼の形

悪い気を外に出す形状の鍼

があります。

私の個人的な意見ですが道具に頼った鍼のほうが気を操るのが楽だと思います。

 

お灸も同じく、お灸は人体を温めたり、停滞したものを動かす力あります。

わたしのような古の聖人とは比べようのない凡愚のものには有難い道具の一つだと思います。

 

もちろん優れた術者ならばマッサージであろうと鍼であろうとお灸であろうと人体をよりよい方向にすることができると思います。

 

しかし私のような凡人には優れた道具を用いたほうが、人体をより良い方向にすることができると思います。

 

日曜大工などをしていると道具の形状で助けられるシーンが多々あります。

 

溝を彫るのに適したもの、広い面を浅く削る、線を引くなどそれぞれ適した役割があると思います。手先が器用な方は一つの道具を上手に使いこなしてしまいます。

私のような凡人は道具に助けられながら日曜大工ができます。

日曜大工と東洋医学が全く同じわけではありませんが、似た感覚だと思います。